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株式投資術!含み損益と確定損益の違い!本当の利益とは?

読み終える目安:約 3 分

税理士がっきー

サクっとまとめます
  • 含みとは「バブル」みたいなもの
  • 確定させてこそ本物の利益
  • とは言え、財産管理には「時価」を使おう
  • 財産管理方法は別の記事で詳しく解説!

利益は確定させてこそ本物の利益

私は「利益確定」することではじめて「利益が確定した」という考え方をもっています。

「含み益」の状況で満足していても、いつかは「含み損」になってしまうかもしれません。

株式投資の初心者には非常にわかりにくい!

「確定損益」と「含み損益」の違い。

そもそも「利益を確定する」とはどういうことでしょうか?

「含み損益」と「確定損益」の意味とは?

株式投資をはじめると、よく耳にするのが含み益や含み損という言葉。

そもそも『含み』ってどういう意味なのでしょうか?

例えば、元手100万円でA株式を「1株=100万円」の時に1株購入したとします。

取得価格は100万円になります。

目論みどおり、1年後に株価(時価)は「1株=150万円」になったとします。

この時点で、未だに売却していません。(株で保有したままでいます)

そうすると、現時点では「取得価格100万円で購入した株が時価150万円で売買されているが、まだ売却していないで株で持っている」という状況です。

この状況を50万円の含み益がある状態」といいます。

つまり、現時点で売却すれば「1株=150万円」で売却できるので50万円の利益確定」を得られるのですが、未だ売却していないのでその利益は実現していないということになります。

ここで理解を助けやすいように

「実現=確定」と読み替えてください。

「利益が実現する」とは、読み替えると「利益が確定する」というのと同じことです。

この150万円の状況で売却しないで保有し続けていた株が、その後「1株=120万円」になったとします。

この時に売却すれば20万円の利益確定」となりますが、売らなければ20万円の含み益がある状態」となります。

さらに株価が下がり「1株=90万円」になった場合、この時点で売却すれば10万円の損失確定」になりますが、売らなければ10万円の含み損がある状態」といえます。

「含み益」や「含み損」は株価の時価に連動して増えたり減ったりしますが、一度実現させた「確定利益」は二度と変動しません。

「含み損益」と「確定損益」の違いとは?

最大の違いは税金の取り扱い。

個人の方の確定申告において、利益確定して初めて「本当の利益」となりますので、確定損益には課税が生じます。

しかし、未実現である「含み損益」には課税されません。

ですので、株式を長期に保有している場合、仮に含み益が100万円あったとしても、確定申告で課税されることはありません。

ちなみに…

私は毎月初めに全財産を「時価評価」して把握しています。

この計算では「含み益」や「含み損」を加味した「時価」を採用しています。
これまでの説明の通り「利益が確定した」とは言えない状況で矛盾を感じる方も多いと思います。
 
仮に、今ある財産を全部現金化したら、手元にいくらの現金が残るのだろうか?
 
この数字を毎月1回は必ず把握したいから「時価」を採用しています。

本日は、株式投資術!含み損益と確定損益の違い!本当の利益とは? というお話でした。