稲垣宏隆
読み終える目安：約 3 分
生活の乱れというのは、お金の乱れに表れています。
例えば、残業続きで自分の時間が持てないとします。
ご家庭で食事がとれず外食が続くと、食生活の乱れにつながります。
自分の自由時間が取れないと、睡眠の乱れにもつながります。
睡眠の乱れは、体調の乱れにつながります。
このように、生活が乱れだすと、関連したあらゆることが乱れ、最終的にはお金の乱れにつながっていくのです。
モノを管理できれば、お金も管理できます。
モノというのは、お金が形や姿を変えたものです。
ですので、モノを管理することは、お金を管理することと同じことなのです。
モノを整理整頓することで、生活の乱れが改善し、お金の整理整頓につながっていきます。
まず最初にすべきは、自分の生活、身の回りのモノを整理整頓することです。
モノはお金が形を変えたものです。
お金がモノに変わった瞬間から扱いが雑になったりしていませんか？
お金の使い方は、価値観そのものです。
モノを大切に出来ないということは、お金を大切に出来ないということ。
つまり、自分自身を大切に出来ていない証拠なのです。
本当に必要なモノを把握すること。
モノを大切にすること。
こうすることで、不要なモノを持とうとは思わなくなります。
モノを把握する。
本当に必要なモノを把握する。
自分の価値観に気づき、自分の人生を大切にすること。
こうすることで、自分の生活スタイルが見えてきます。
必要最小限な生活。
必要最小限な支出。
固定費の最小化。
自分の身の丈に合った生活、価値観を大切にすること。
不必要に贅沢を求めないこと。
こうすることで、時間やお金の自由度が高くなります。
こうした生活が本当は一番幸せであると思います。
モノに囲まれた生活。
物質的な豊かさ。
私が感じる豊かさは違います。
私は精神的な豊かさこそ優先すべきと思います。
家族と過ごす時間。
気の合う仲間と楽しく食事。
自分ひとりで過ごす時間。
このような精神的な豊かさこそ幸せなのだと感じています。
モノを減らすのではなく
モノを捨てるのではなく
無駄をそぎ落とす感じ。
そう、ダイエットと同じ感覚です。
お金の乱れは、病気になるメカニズムと似ていると思います。
数値が悪いのは生活が乱れているからであって、自分にとって本当に大切にすべきことが見えていないからだと思います。
お金しか頼るものがない。
お金をたくさん集めることが人生の目的になっていませんか？
このように考えていると、お金の不安は決して消えることはありません。
いくらあっても足りないと思ってしまうからです。
今の生活を楽しむことこそが、人生の目的だと思っています。
私はお金をたくさん集めることを人生の目的とは考えていません。
お金という物質的な豊かさではなく、家族との時間や自分の時間、仕事での影響力の拡大、余暇の過ごし方など、精神的な豊かさを何よりも大事しています。
本日は、シンプルに生きようについてお話ししました。
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