見たい場所へジャンプ
読み終える目安:約 5 分
私うつ病経験者なので「どうやって治したの?」ってよく聞かれます。
発病したのが30歳、回復したのが35歳。
もう10年以上前の話になります。
私は医師ではないので専門的なことは分かりません。
経験者として回復に役立ったと思うことをお話しします。
いまの自分を認めること
自分の好きや得意を磨き続けて「自分を認めて自由になりたい」と走り続けた自分がいました。
そして、揺るがない自分軸、安心、自分ってすごいっていう感覚を手に入れたのです。
他人からの評価を気にしなくなったこと
これまでの自分というのは、自分のことを認めてほしいという一心で頑張り続けた自分がいました。
「外部の評価」に委ねてものすごく安心したかったのだと思います。
認められたいという強い気持ちがストレスになっていました。
今日からうつをやめるって決めたこと
これは意志の問題です。
何事も決め事で未来が変わるんだという事実を受け入れたということです。
お金のために働かなくなったこと
生活の乱れというのは、お金の乱れに表れています。
例えば、残業続きで自分の時間が持てないとします。
ご家庭で食事がとれず外食が続くと、食生活の乱れにつながります。
自分の自由時間が取れないと、睡眠の乱れにもつながります。
睡眠の乱れは、体調の乱れにつながります。
このように、生活が乱れだすと、関連したあらゆることが乱れ、最終的にはお金の乱れにつながっていくのです。
そこで、お金の使い方や増やし方を自分なりに研究しました。
お金の正しい使い方!自分にとって価値があるものにお金を使おう
睡眠不足を解消したこと
睡眠の質を工夫することよりも大事なことがあります。
睡眠の絶対量を削らないということです。
私の場合、7時間以上寝ないと最高のパフォーマンスは発揮できないことが実験でわかりました。
新発想!?一日のはじまりは朝ではなく夜という事実
ムリに人と関わらなくなったこと
毎年3泊4日でひとりで湯治に出掛けます。
誰からも邪魔をされずに、自分と本気で向き合う時間を持つためです。
ラジウム温泉のぬる湯でラドンをいっぱい取り込み、美味しい郷土料理を時間をかけて堪能する自分ひとりの時間。
目覚ましがいらない生活を満喫しています。
こういう自分時間を定期的に作っています。
栃尾又ラジウム温泉『自在館』3泊4日ひとり湯治生活のすすめ
感情を溜め込まなくなったこと
怒りやイライラをいかにコントロールするのか?
アンガーマネジメントです。
これは今でも私の課題なのですが、少なくとも分かっていることはあります。
それは、日常的に怒りやイライラのボルテージを上げないことです。
噴火しないためにも、日常的にガス抜きする必要があります。
一番のガス抜きは睡眠時間の確保です。
睡眠の質を高めるだけではなく、睡眠の絶対量を確保する、削らないことが一番大事です。
私のガス抜き方法はいたって簡単です。
ひとり散歩、シンプルな思考、朝時間の活用、自分に自由時間を与える、カラダにいい食事、セルフメンテナンス、自然に触れる、太陽光を浴びる、寝る前のリラックスなどです。
【2019年版】無農薬畑で家庭菜園!旬なお野菜を旬な時期にそのまま食べる幸せ
呼吸を整える(深呼吸とは違う)
つらい気持ちやイライラしているとき、なかなか眠れないときは、交感神経が活発になっている状態です。
こんなときは、浅くて早い呼吸になっていて、呼吸間隔も短くなって、十分な酸素が取り込めていません。
意識してゆっくりした呼吸に整えてみましょう。
つらい気持ちを引きずらないためにも、深くゆっくりとした呼吸を意識するのです。
つらい気持ちを出し切るようにゆっくりと息を吐き、自然や緑をイメージしながら息を吸います。
深呼吸もいいのですが、呼吸を整えるとは日常的に呼吸のリズムを整えるイメージです。
段々つらい気持ちが薄らいで、安らぎを感じられるようになります。
自分だけの時間を計画的に持つこと
自分が使う時間のすべては、自分が選択しているはずです。
例えば、会社が忙しくても、そこに所属することは自分の意志で決めているはずです。
AもBもCもやろうとしない。
すべてが優先事項とは限らないからね。
自ら優先事項を決めて、時間を優先的に割り当てることが大事なのです。
実は自由時間の上手な作り方のコツは、たったこれだけなんです。
満足度MAX!エッセンシャル思考で実現する自分時間の作り方
マルチタスクを極力減らす(管理する)
情報量を減らしてあたまの中にゆとり、余裕を作ります。
考えないようにするのとは違い、考えることがないを目指します。
エッセンシャル思考!望み通りの生活から生まれる「自由時間」という考え方
最近は動けるカラダ作りのため、ウォーキングやサイクリングの時間を優先的に作っています。
ダイエットや食の見直しに極力お金を使わず、楽しく継続する工夫をしています。
目的と期限を明確に設定しています。
そこに至るためのハードルは極力下げています。
継続の先に楽しみを作ることが大事だと思います。
例えば、サイクリング途中に川と戯れるとかね。
自転車で単独100kmを走破してみた!多摩川サイクリングロード編
多摩川沿いの”かぜのみち”をサイクリングやウォーキングしていると、前をしっかり向いて未来を見ている人をたくさん見かけます。
目標がしっかり定まっているのだろうと思います。
しかし駅の側を通過すると、下を向いていたり嫌そうな顔をして歩いている人をたくさん見かけます。
私は未来を見据えて歩く人であり続けたいです。
私の略歴などについては、プロフィールをご覧ください。
自由な生き方を応援する税理士稲垣宏隆のプロフィール